保育環境などをしっかり調べる

保活とは、子どもを安全な環境で保育するためのあらゆる活動のことを指します。
保育園への入園申込みだけではなく、どの保育園に通わせるかを選ぶ選考活動も含んでおり、長い期間が必要となります。
保活を順調に進めることができなければ、復職時期にも影響してくるので、計画的に行っていくことが重要です。

保活の重要なポイントは、どのような保育園の環境が子どもに望ましいか、保育環境や設備、方針などを考えて選ぶことです。
ずさんな管理体制では、子どもの健康・安全にかかわります。
しかし、これだけでは仕事のバランスが取れません。
保活をする際は、通いやすさも重視しましょう。

看護師などの勤務形態に夜勤が入るような職種の場合、日中の保育園だけでは意味がありません。
そのため、土日や夜勤にも対応してくれる保育園を選考基準に入れて探すことも看護師には大事です。
また、お弁当の準備などが必要な保育園では対応しきれないかもしれないので、その点も注意が必要となります。

保活は、できる限り早く始めることが勧められます。
認可保育園は4月からの入園が通常で、入園も打ち込みは10月ごろから始まりだします。
それまでに役所の保育課へ行き、保育園の資料を集め、実際に見学してみる必要があります。
これらの活動は、妊娠中・産休の前から行っておきましょう。

なお、認可外保育園の場合、認可保育園とは異なり、見学者のみ・先着順などといった選考基準があります。
夜間保育も行っている認可外保育園を活用することが多い看護師は、できるだけ早く、体が重くならないうちに活動しましょう。